医者は高年収のイメージがありますが、貯金額は必ずしも高くありません。
仕事が忙しくストレスが貯まりやすいのもあり、言い訳をしていたのですが、年間の支出を見直すことで150万円程度年間の支出を減らすことができました。
今回は医者が支出を減らすためにできることを実際に減らした体験から書いていきたいと思います。
医者が生活費を減らすために実行したこと
- 家計を把握する
- 保険を解約する
- 家賃の節約 ー病院の寮に入るー
- 医師賠償責任保険の重複がある場合 解約する
- 生活費の改善
以上の5つを実行したところ生活費が年間で150万減りました。
医者は収入は多いけれど、お金については無頓着な人が多く、もらっている給料の割には資産額は控えめです。当直バイトを一生懸命する前に少し家計を把握して支出を整理すると楽にお金が貯められるかもしれません。
それでは実際にどういうことをやったか見ていきましょう。
家計を把握する 年間の収入と支出を言えますか?
まず自分の年収が大体いくらで、いくら貯金して、いくら使っているのか正確に言えますか?
結構な人が収入は概ねわかっても支出と貯金額はわからないって人も多いかと思います。まずは家計を把握することで問題点が見えてきます。
自分が実際に計算してみたところ、年収が手取りで1000万円で支出は400万、貯金額は600万でした。結構貯金できていると思っていたのですが、年間の支出が400万円というのに驚きました。独身でそんなに贅沢をしている意識もなかったのですが…。普通の家計なら破産していますね(笑)。
家計を把握することで支出が高いということを意識するようになりました。節約の初手として家計の把握は大事です。
保険を解約する
初期研修医の頃から月に7万5000円の保険に入っていました。
月5万が貯蓄型保険で、月2万5千円が半分掛け捨ての生命保険でした。
医者をやっていればわかると思いますが、働けなくなるような大病にかかるのは50代以降の人がほとんどです。若年の人で問題になるのは精神疾患と自殺、交通事故です。
保険料を払うために一生懸命働いて、うつ病とかになったらもったいないですよね。
そして、雇用保険(失業保険)、傷病手当等もあるので、
独身の医者は保険は不要です。医者カップルも保険は不要です。
保険に入っていても病気が治るわけではなく、お金が支払われるだけです。なので現金を積んでおいて、いざというときの大病のリスクに備えましょう。
結婚していても夫婦共働きであれば、片方が働けるので保険に入る必要はありません。
いきなり保険はいらないと言われてもびっくりすると思うので、おすすめの本として以下を上げておきます。
家計の改善としてまず初めに上がるのが、保険の見直しです。保険に入ってどんなリスクをヘッジしているのかということを再度検討してみましょう。
家賃の節約 -病院の寮に入る-
家賃も例えば、月10万と聞くと多くは感じませんが、年間にすると120万とかなり大きな出費となります。よく年収の2割と言われますが、それは一般的な家計に当てはまる話です。
ちなみに株式投資で有名なウォーレンバフェットという人がいるのですが、この人は現在6兆円程度の資産をもっていますが、家は2500万円程度の家に住んでいます。
寒風吹きすさぶ家に住む必要はありませんが、高い家は建築会社を儲けるために作られているようなものなので、相場程度の家に住むようにしましょう。
また、病院によっては寮であったり、家賃を負担してくれるところも多いので、しっかりと確認しましょう。
後は県をまたいで働いている人で、家が二つあるという人も時々聞きますが、移動時間や家賃の負担を考えると基本的にはお勧めしません。
医師賠償責任保険の重複がある場合 解約する
大きなリスクに備えるという考え方からは医師賠償責任保険は加入の余地があると思います。
日本医師会に勤務先の病院で加入する場合は、医師賠償責任保険がついている場合があるので、以前から入っている人は忘れずに解約しましょう。
生活費の改善 医者は浪費しがち
生活費の節約は上記に挙げたような大きな出費を節約してからが良いと思います。
勤務中の缶コーヒーを飲まないとか、弁当を作る等も無理なくできればいいですが、生活費でも大きな出費から改善しましょう。
自分は後期研修医になってから週に2,3回病院の前にある高級すしを一人で食べていたのですが、節約を意識してからは月に1回程度まで減らしました。
突然年収が上がると生活の質も上げがちですが、いい車、いい家、いいお酒…と買っているときりがありません。本当に大事なものだけにお金をかけるようにしましょう!
医者が生活費を減らすために実行したこと まとめ
医者が生活費を減らすために実際に実行したことを上げてみました。医者は給料が高いのでポイントさえ押さえれば満足感高く節約生活ができると思います。なにか質問等あればコメントいただけたら返信します。
このブログは医者の上位10%である総資産一億に向けてこれからも努力していきます!
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